竹ねぶた Nebuta Made of Bamboo

2018. 06. 25

Aomori, Japan

 6月23 (土) 、24日 (日) の2日間、青森市高田地区で運行された「竹ねぶた」は竹浪比呂央ねぶた研究所が制作しました。

 

大森彦七と千早姫

Ohmori Hikoshichi and Chihaya-Hime

H1600 × W1800 × D1200mm (高欄等は除く.)

 

 現在、青森ねぶたは骨組みの材料として針金を使用していますが、昭和30年代頃までは、細く切られた竹を骨組みに用いていました。また、現在は電球や蛍光灯を用いている内部照明も、昭和10年代頃まではロウソクが主流でした。面は、それ以外の部分がすべて完成した後、最後に取り付けるという手順で制作されていました。今回は、そのような昔のねぶたの制作技法を再現しようという試みで、骨組みは竹で、内部照明にはロウソクを使用し、面は最後に取り付けるという制作手順がとられました。