京造ねぶた2018    Nebuta of Kyoto University of Art and Design in 2018

2018. 10. 03

Kyoto, Japan

 9月上旬、津川創と竹浪比呂央先生が京都造形芸術大学に行って参りました。「京造ねぶた」の制作アドバイザーとして、学生の方々の質問に答えながら一緒に制作を行いました。

 「京造ねぶた」とは、京都造形芸術大学1年生の全学生(2018年度は977名)が基礎力養成プログラム「マンデイプロジェクト」の集大成として行うものです。1年生が学科を越境して編成された23のクラスに分かれ、2週間ほどかけて、ねぶたの技法を用いた作品を各クラス1体ずつ制作します。青森ねぶたと違うのは、彩色を施さないという点です。その代わり、和紙の貼り方に工夫を加えています。例えば、紙をくしゃくしゃにしたり、重ねて貼ったり、刻んだ紙を貼ったりしています。また、毎年テーマが設定され、それをもとに制作されます。今年のテーマは「仮面」でした。点灯式・表彰式の模様は「瓜生通信」(https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/434)からご覧になれます。