ねぶた 台上げ Preparation for Nebuta Festival

2018. 07. 21

Aomori, Japan

Source: Official Website of Hiro Takenami Nebuta Institute

 7月15日(日)、竹浪比呂央先生が制作した大型ねぶたの内1台(JRねぶた実行プロジェクト)の台上げが行われました。

 ねぶたは非常に大きいため、小屋の中では人形の部分が地面に置かれた状態で制作されます。しかし、ねぶた祭で運行するためには、人形部分を車輪の付いた台車に載せる必要があります。そこで行われるのが、この「台上げ」と呼ばれる作業です。50人ほどの人の力でねぶたを持ち上げ、台車の上に載せます。また、ねぶたは人形ごとに分割して制作するのが一般的であり、上の写真からも分かるように、分割された人形が順番に台に載せられ、台上で合体されます。

 ねぶたを載せる台車は組み立て式になっており、ゴム製の2輪が付き、上にはねぶたを載せるための天板が付いているという構造です。ねぶた本体と台車、発電機を含め総重量は約4トンにもなるため、タイヤと車軸は大型車両のものが使用されています。